日本社会における少子化と人口減少。
1990年ごろから現在に至るまで、ニュースや新聞などで議論され続けてきました。
そしてそれに伴って、田舎や地方の都市でも、過疎化や高齢化が進行しています。
若者が進学や就職を機に都会へと移動してしまい、田舎や地方からは悲鳴にも似た声が上がっているのです。
では、そんな田舎や地方において、婚活の実情はどうなっているのでしょうか?
その声は間違っていません。
東京をはじめ、大阪や福岡などの都会と比べて、田舎での婚活が厳しいことは事実です。
この記事では、そんな田舎や地方での婚活について、都会よりも不利で厳しい理由を解説します。
理由を明確にすることによって、田舎での婚活の対策が立てやすくなり、婚活の成功につなげるためです。
また、田舎や地方という不利な環境だからこそ、逆にそこでの婚活をおすすめしたい人もいます。
ここでは、そんな田舎や地方での婚活をおすすめしたい人の特徴も合わせて解説します。
田舎に住んでいることで婚活をためらっているあなた。
田舎の婚活が都会より不利なことを否定はしません。
ただ、きちんと対策を立てることで、成婚率は確実にUPするのです。
この記事を読むことで、素敵なパートナーの方との出会いと、その先に待っている幸せな家庭への第一歩としませんか。
Contents
田舎や地方での婚活が不利で難しい理由

それでは最初に、田舎や地方での婚活が不利で厳しい理由について解説します。
田舎や地方の婚活人口
これは純粋な確率論の話になります。
過疎化や高齢化の影響から、田舎や地方で婚活している人の数、つまり婚活人口は都会と比べて少なくなります。
婚活人口が少なくなるとどうなるのか。
あなたが希望する女性と出会う確率が下がります。
婚活は条件のマッチングという側面を持っています。
あなたが相手に希望する条件、相手があなたに希望する条件。
お互いの条件がマッチしたとき、初めて成婚への道が開くのです。
では、そのお互いの条件のマッチング。
例えば、100人の中から女性を探すのと、10人の中から女性を探すのでは、どちらがマッチする確率が増えるでしょうか?
確率論でいえば、当然100人の中から探したほうが確率が上がります。
婚活が純粋な恋愛結婚ではなく、条件のマッチングという側面を持つ以上、この確率論からは逃れられないのです。
たまに、「田舎での婚活は都会での婚活と比べて不利にならない」という記事を見かけます。
これらの記事はこの確率論を無視しているといえます。
確かに、あなたが学生や若手社員の恋愛のように、フィーリングをもとに運命の人を探し、時間をかけて愛を深めていくスタンスであれば不利にならないかもしれません。
それは確率ではなく運命だからです。(それでも多少は不利になりそうですが。。。)
しかし、婚活という条件を提示する活動をする以上、やはり確率は無視できません。
つまり、婚活人口が少ない田舎や地方ではどうしても不利になってしまうのです。
そしてこの婚活人口の少なさは、田舎や地方での婚活を厳しくする最大の理由となります。
いくつか理由がある中で、どの理由も根本では、この婚活人口の少なさと結びついているのです。
田舎や地方における婚活イベントの開催頻度
近年の婚活市場の多様化、活発化によって、都会では様々な婚活イベントが開かれるようになりました。
一般的な婚活パーティーを筆頭に、街コン、趣味コン、バスコンなどなど。
ネットで検索すれば毎日どこかで婚活イベントが開催されています。
また、イベントのジャンルについても、「医者・弁護士限定のセレブパーティー」から「おしとやかな女性限定の淑女パーティー」まで実に様々です。
では、田舎や地方での婚活イベントはどうでしょうか。
実情として、土曜日と日曜日の週2日の開催が一般的です。
つまり、都会と比べて開催頻度が少なく、その分女性と出会う機会が減ってしまうのです。
また、ジャンルについてもオーソドックスな婚活パーティーが主流となっています。
これについても、根本原因は婚活人口の少なさからきています。
イベント主催会社が重視するのは、開催するイベントの収益です。
そして、イベントの収益はそのイベントの参加人数に比例します。
つまり、婚活人口が少ない田舎や地方では都会に比べて参加人数が少なく、収益の面からイベントの開催頻度が減ってしまうのです。
また、婚活人口とイベントの開催頻度が少ないため、1回参加したイベントと別のイベントで参加者がかぶってしまう可能性も高くなります。
1度話して条件が合わなかった相手ともう1度自己紹介やフリートークをするという、非効率なことが起きてしまうことがあるのです。
このように、婚活イベントの開催頻度が少ないことは、田舎や地方での婚活を不利にしている理由の1つとなっているのです。
田舎や地方での婚活をおすすめしたい人の特徴

ここまで田舎や地方での婚活が不利で厳しい理由について解説してきました。

田舎や地方での婚活には絶望しかないのでしょうか。。。
記事を読んでいただいた方の中には、こういった不安をいだいた方も多いのではないでしょうか。
確かに、田舎の婚活が都会より不利なことを否定はしません。
ただ、婚活人口が少ないからこそ、田舎や地方での婚活に向いている人もいます。
どういうことか?
ここでは、そんな田舎や地方での婚活をおすすめしたい人の特徴を解説します。
結婚後に遠くへの引っ越しが厳しい人
婚活の際に相手の女性に希望する条件。
その条件に「住む場所への理解」をあげる人も多いのではないでしょうか。
特に、親の介護をかかえていたり、職業が地方公務員の方など、遠くに引っ越しができない人ほど、それは絶対の条件となります。
都会には様々な県、都市から人が集まっています。
そのため、出身地が異なる女性と出会う可能性も当然高くなるのです。
その中で「結婚後に住む場所」は、結婚に向けて価値観をすり合わせる際の重要項目となります。
ここでの価値観が合わずに結婚できないことも当然あるのです。
田舎や地方の婚活では婚活人口が少なく、婚活において知り合う女性は、あなたと同じ県、同じ都市の出身という方が多くなります。
たとえ同じ県、都市出身であろうと、「結婚後に住む場所」はお互いに話し合う必要があります。
ただ、出身地が同じということであれば、当然住む場所への理解も得やすくなるのです。
このように、結婚後に遠くへの引っ越しが厳しい人にとって、住む場所への理解を得やすい田舎や地方での婚活は逆にメリットとなるのです。
費用を抑えながら質のいい方法で婚活を行いたい人
婚活人口が少なく、不利で厳しい田舎や地方での婚活。
この状況に対して、国は何もせずただ見ていただけではありません。
内閣府は少子化対策の一環として、自治体による結婚、子育てへの取り組みを支援しているのです。
そしてその支援を受けた自治体の取り組みの中に、住民への結婚支援、つまり婚活支援が含まれているのです。
この婚活支援は、自治体ごとに様々な内容となっています。
- 県主催の婚活パーティー
- 1対1でのお見合い支援
- 無料での結婚相談
- 女性への声のかけ方、メールの送り方などの婚活講座
などなど
過疎化と高齢化が進んでいる地方にとって、婚活人口の減少は都会よりも死活問題となっています。
だからこそ、自治体も婚活促進のサービスに力を入れているのです。
また、自治体サービスだからこその特徴として、安心と安さがあげられます。

婚活サイトなどで初対面の人に会うのは、やっぱりちょっと抵抗があります。。。
今でこそ婚活という言葉が一般的になっているとはいえ、このような人も多いのでは無いでしょうか?
自治体主催のイベントは当然その自治体が責任を持って開催しています。
そのため、婚活初心者の方にとっても安心して参加できるのではないでしょうか。
また、自治体主催とあって、中には無料でのサービスもあるなど、全体的に費用が安いことも特徴です。
このように、自治体による婚活支援は、費用を抑えながら安心して質のいいサービスを受けることができるのです。
多くの自治体がそれぞれ独自のサービスを実施しているため、地方で婚活をする方はぜひその県のHPを調べてみて下さい。
婚活人口が少ない地方だからこその、自治体による手厚い婚活支援。
これは田舎や地方で婚活をする大きなメリットでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
田舎や地方は都会と比べて、そもそも全体の人口が少ないです。
そしてそれに伴い婚活人口も少なくなるため、東京をはじめとする、大阪や福岡などの都会と比べて、どうしても婚活が不利で厳しくなってしまうのです。
しかし、重要なのは厳しいとわかったその先にあります。
田舎や地方での婚活は厳しいのであきらめてしまうのか、厳しい理由を理解して対策を立てていくのか。
当然ですが、あきらめてしまった場合、あなたは結婚から遠ざかってしまいます。
結婚したい、幸せな家庭を手に入れたい場合、厳しいからこそ行動することが大切なのです。
勇気を持って一歩を踏み出すことが大切なのです。
婚活人口が少ないことが、逆にメリットとなる人もいるでしょう。
婚活人口が少ないからこそ、手厚い自治体サービスを受けることができるでしょう。
大切なのは分析と行動。
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あなたも素敵なパートナーとの方との出会い、そしてその先に待っている幸せな家庭への第一歩を踏み出しませんか。
田舎とか地方での婚活は不利で厳しいという声を聞きました。。。